一部の借入れだけを任意整理するのは有益か?
任意整理の手続きは、基本的には全借入れ業者を対象としますが、理由いかんでは整理の対象とする業者、借入れを選んでいただくことができます。そのため、例えば、消費者金融からの借金だけ任意整理することや、クレジットカード会社からの借入れは任意整理しないという選択肢もありえます。
このように一部の借入れだけを任意整理することに、どういったメリットがあるのでしょうか?
ただ、メリットよりも、月々の返済の負担を小さくすることを重視されたいという方は、すべての借入れについて任意整理をしていただいたほうがよいかと思います。
メリット1 連帯保証人に迷惑をかけずに借金を整理できる
一部の借入れについて連帯保証人がついている場合、連帯保証人がついている借入れについて任意整理を行うと、業者から連帯保証人の方に一括で返済するようにという督促が及ぶ可能性が高いといえます。
連帯保証人の方には迷惑をかけたくない、連帯保証人の方が身内なので借金の存在を知られたくないという場合は、連帯保証人がついている業者を任意整理の対象から除くことで、その業者からの借金については今までどおり返済をすることが可能です。
それ以外の借金について任意整理を行い、月々の返済の負担を小さくすることで、連帯保証人がついている借金もきちんと完済できる方向に向かうかもしれません。
メリット2 ローン支払い中の車も残せる
まだローンが残っている車をお持ちの方は、自動車ローン以外の借入れについて任意整理を行い、自動車ローンについては今までどおりローンを返済し続けることで、車をお手元に残すことができます。
地域によっては、車がないと仕事や子どもさんの送り迎えなどができないという場合もあり、ローンが残っている車を返すことで生活に大きな支障が出ることもあります。中古で安い車を買うといっても、最低限何十万円かのまとまったお金は必要となります。
任意整理を行い、自動車ローンについては、今後もきちんと返済し続けることで、生活に必要な車をお手元に残すことが可能です。
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